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Phantom Blade Zero · 人物

魂

魂は、プレイヤーが操る男だ。「黒傷」と呼ばれる「組織」の冥使で、創設者・沐天邈の養子。そしていまや「組織」が最も追う裏切り者だ。義父殺しの汚名を着せられ、義兄弟の左殤に心臓を貫かれた彼の命は、残り六十六日。その日々を、彼は龐鎮への道に費やす。

『Phantom Blade Zero』の魂。ゲーム内図鑑の公式肖像
図鑑の肖像 · © PARAWULIN PRODUCTION LIMITED / S-GAME
このページの目次 全7節
  1. 魂とは何者?
  2. ゲームの中の魂はどんな姿?
  3. 魂はほかの人物とどうつながる?
  4. 魂が登場するクエストは?
  5. 魂はどうなる?
  6. あわせて読みたい
  7. よくある質問

魂とは何者?

魂と左殤は、さまよい、盗み、どうにか生き延びる路上の孤児として始まった。ゲーム最初の回想、23年前の場面で、二人の少年は、子どもまで襲って殺していた自称大家、仙風の剣客を殺す。同じ場面で沐天邈は、武林では生き残った者が勝者だと二人に告げる。彼は二人を「組織」に迎え入れ、ここを家と思えと言う。魂はその暮らしを厳しく孤独なものとして覚えている。そこでの唯一の光は、沐の娘沐小葵だった。

彼は生まれつき落ち着かない殺気を持っていた。沐は、外からの力がそれをかき立てて狂気に至らせかねないと警告し、決して怒りに呑まれるなと言い、何よりも、鳴れば殺気がふくれ上がる断魂崖の奇妙な鐘に気をつけろと戒めた。彼は冥使に育った。身法「影」は戦いの中で彼を神出鬼没にし、刀法「刃」は一撃で命を断つ。黒傷は、沐天邈が彼のために選んだ赤い刃だ。「組織」自身の記録には、冥使としての彼が「黒傷」魂、沐冥主の養子の一人として記されている。

ゲームの始まりで、沐天邈は死んでおり、「組織」は魂が殺したと言い、左殤が冥主として後を継ぎ、魂を見つけ次第殺せと命じている。序章の決闘で、魂と左殤は互いの心臓に刃を突き立てた。鬼手は毒心の術で魂を救い、龐鎮には肉体を作り変え死者をよみがえらせる「心臓」があると告げた。左殤は自らを救うためにそれを追っており、魂がそれを持ち帰れば、六十六日を越えて生きられる。

そこで彼は第1章、嘆きの渓谷の渓流をたどって進む。鬼差と追命に追われながら、血塗られた森、陸家村、龐鎮を抜け、戯夢山荘と断魂山へ。彼を助けようとするのは虚空だけで、鈴と記憶の花と、煉邪をはじめとする職人たちを通じて、遠くから助けてくれる。長女の煉邪は彼の刀を研ぐ。煉邪は同じ素材から黒傷・長刀を作る。旧友の雷当と長鴻は、いまは左殤に仕えている。小葵は彼に答えを求めている。彼は誰にも理由を語らない。長鴻が言うように、彼にはいつも言えないことがあり、最後にはすべてを一人で背負うのだ。

ゲームの中の魂はどんな姿?

魂 · ゲーム内のムービーより
ゲーム内のムービーより
魂 · ゲーム内のムービーより
ゲーム内のムービーより
魂 · ゲーム内のムービーより
ゲーム内のムービーより

© PARAWULIN PRODUCTION LIMITED / S-GAME

魂はほかの人物とどうつながる?

  • 義父

    沐天邈

    「組織」の創設者で、魂は彼を義父上と呼ぶ。沐は少年の彼を引き取り、刀を選び、殺気を鎮め、断魂崖の鐘に気をつけろと戒めた。「組織」は魂が彼を殺したと言う。

  • 義兄弟、いまは敵

    左殤

    路上の頃からの一番の友で、沐天邈のもう一人の養子。二人の決闘はそれぞれの心臓に刃を残し、いま左殤は彼を追う「組織」を率いている。

  • 幼なじみ

    沐小葵

    沐天邈のただ一人の娘。子どもの頃、彼は手合わせで決して手加減しないと彼女に約束した。いま彼女は彼を父の仇と見ており、彼は本当は何があったのかを彼女に語ろうとしない。

  • 彼を救った医者

    鬼手

    決闘のあと、毒心の術で魂の貫かれた心臓を動かし続け、彼に六十六日を残した。それができるのは鬼手だけだと雷当は言う。

    「左殤に刺し貫かれ、今は鬼手の「毒心の術」で抑え込んでいます。」

    ゲーム内の会話
  • 元相棒

    雷当

    二人は「組織」で肩を並べて戦った。雷当は任務で右腕を失い、魂がいなければ首を失っていたと言う。いまは左殤に仕えているが、景煬軒で会ったときには、まだ彼と戦おうとしない。

    「あの時、おまえがいなければ、失ったのは、この腕ではなく、首だった。忘れてはおらん。」

    ゲーム内の会話
  • 旧友

    長鴻

    幾度も魂とともに死地をくぐった「組織」の槍使い。いま会えば二人は戦うことになり、魂はそれが試しだったのではないかと疑う。

  • 冥使仲間

    虚空

    「組織」の幻術の達人で、もう体を持たない。彼岸から彼を助ける。傷を癒やす鈴、記憶の花、そして左殤の手の者が見つけられない唯一の場所、鏡花水月だ。

    「ふん……見かけはパッとしないね、こんな男が、かつて虚空様と並び称された「冥使」だなんてさ。」

    ゲーム内の会話
物語の後半で明かされる関係(ほか1件)
  • 名指しこそされない父

    魔淵

    龍柱の中の金の面の男。その図鑑によれば、30年以上離れていたあいだに、魂が初めて口にした言葉も初めての一歩も見逃した。彼はずっと魂を想ってきたと告げ、最後の出会いで魂はほとんど確信しながらも、肝心の一つの問いを口にできない。ゲームは答えをほのめかすが、はっきりとは語らない。

    「(もうほぼ確信できる……お前は……)」

    ゲーム内の会話

魂が登場するクエストは?

  1. 物語

    渓流を遡る

    嘆きの渓谷での序盤。魂は左殤の足取りを拾えると期待して、渓流をたどり龐鎮を目指す。正道連盟の駅亭を抜け、彭猛と彼の巨凶の斧を越え、玉児の道案内に従って大滝へ。そこでは、彼を殺すために送られた鬼差・追命が最後の決着を挑んでいる。その鎖が、大滝の裏の洞窟を登る道になる。

  2. 物語

    鋼鉄の巨塔

    嘆きの渓谷の鋼鉄の巨塔の中。慌てた門弟が最上階で落とした鍵を見つけ、彼のために野営地の外門を開け、追命と決着をつける。

  3. 物語

    心を失った村

    第3章、陸家村。街道の橋が落ちたため、魂は龐鎮へ通じる飛賊の抜け道を探す。赤い人形の糸に縛られた正道連盟の三人の達人の心を解き放ち、村の井戸を下り、沐小葵がくれた眼球で「四十四号」の人形(44号)を開ける。湖畔で、彼女は父の真相を求めて彼と戦う。

    このクエストの結末

    それでも彼は語らない。彼女は自力でそこそこまでたどり着く。父を殺したのは彼であり、それでいて彼ではない、と。

  4. 物語

    死の町

    第4章、龐鎮。魂は静まり返った町へ踏み込み、裏通りへの道を見つけ、玉児の家を訪ね、景煬軒に旧友の雷当を訪ねる。「組織」の掟では雷当は彼を殺さねばならない。だが代わりに、「心臓」は戯夢山荘で作られていること、左殤がそれを作る夢差と手を組んでいること、そして中へ入る道は魂自身が探さねばならないことを教えてくれる。

  5. 物語

    心の足跡

    まだ龐鎮。茨が道をふさいでいるので、魂は獅子舞の尊主から火の消えた烈焔獅子頭を持ち出し、火器の名手である雷当のもとへ持っていって再び火を入れてもらう。

  6. 物語

    四大蛇屋

    夢差は雷当を「迎える」ために戯夢山荘の正門を見張りで固めているので、魂は「組織」が薬を用意する蛇屋を通って別の入り口を探す。青蛇屋で手がかりを探し、蛇の眼、蛇の舌、蛇の牙を見つけ、龍形の令牌で白蛇屋を開けよう。

  7. 物語

    破陣

    御体、無限煌心、「組織」の企み。あらゆる糸が夢差の戯夢山荘へと続く。魂は青蛇屋の隠し扉を開けて中へ入り、入場券で演芸場が開く。

    このクエストの結末

    そこで見たものから、彼は確信する。無限煌心も、御体も、「聖母」を表武林へ招き入れる「裂け目」も、あってはならない。霊堂からは、断魂山へ向かう通路が続いている。

  8. 物語

    断魂

    断魂山での最後のメインクエスト。魂は虎砲で封じられた石壁を吹き飛ばし、雪に閉ざされた山を断魂崖まで登る。至高者が「聖母」の降臨の道を開いた場所で、命が尽きる前にすべてを決着させるために。

    このクエストの結末

    頂上で彼は夢差・冷荼と、次に「聖母」と、そして湖心の秘密を終えていれば、最後にもう一度左殤と対峙する。

魂はどうなる?

この人物の物語の結末

本当は何があったのかを、ゲームは回想で見せる。ゲームの3年前、忠叔は左殤に沐天邈の隠れ家への地図を渡し、沐がそこで何をしているかを教えた。龍氏一族から奪った剣術を極めるために、沐は断魂崖の鐘を鳴らして自らの殺気を限界まで高め、壊れないよう魔淵の金の面をつけていたのだ。ゲームの3か月前、左殤はその地図を魂に渡し、沐が魂のために残したもので、彼の血筋にまつわる場所が記されていると告げた。鐘は魂の殺気を荒れ狂わせ、彼は自分を育てた男を殺した。左殤の計画は逆だった。沐が魂を殺して深手を負い、左殤がとどめを刺すはずだったのだ。

あの夜から、魂はすべてが左殤の計画だったと知っていた。小葵に黙っていたのは、知れば彼女は左殤に飛びかかり、左殤は決して彼女を容赦しないからだ。

物語のもう半分は、彼の血筋だ。五つの龍柱の試練で、暗魔天城の魔淵が、暗魔天城の流儀の影と刃を彼に教える。すべてが魔淵こそ彼の父だと示しているが、ゲームははっきりとは語らない。黒傷を黒魔傷へと鋳魂する暗魔天城の仮面は、彼の血筋の証とされている。左殤のほうは、龍と魔のどちらが強いかを知りたがっている。

断魂山で、魂は冷荼と、次に「聖母」その人、夢華と対峙する。その先は二つの迷局で決まる。湖心の秘密を終えていなければ、物語は「聖母」が倒れたあと湮滅で終わる。混沌は止められず、影境は果てしない「濁」の潮にのみ込まれる。終えていれば、魂は最後にもう一度左殤と対峙する。血脈覚醒を終えていなければ、それは龍吟で終わる。影境は存続するが、無限煌心は失われ、彼の命はなお危うい。両方を終えていれば、決戦で終わる。真相は明かされ、「心臓」は見つかる。

無限煌心を手にして戻れば、虚空は、鬼手なら衰えゆく心臓の代わりにそれを彼の胸に収められると告げる。何十年もの命と、誰にも及ばぬ殺気と技。だがそれもまた、一種の殺気改造だ。心を見つけたいま、それを差し出さねばならないのか、と魂は自問する。虚空の最後の言葉は問いだ。あなたはどの道を選ぶのか。

難易度「六十六日」には四つ目の結末がある。日数が尽きて死ねば、真相と「心臓」を間に合わせられなかったことになり、結末は無念だ。その亡骸に語りかけるのは左殤だ。すべての結末の詳細はエンディングガイドへ。

「六十六日が過ぎれば、毒が回って命を落とすことになる」

ゲーム内の会話

あわせて読みたい

よくある質問

魂はなぜ「黒傷」と呼ばれる?

「組織」自身の記録には、冥使としての彼が「黒傷」魂、沐冥主の養子の一人として記されている。

魂の武器は?

黒傷は、沐天邈が彼のために選んだ赤い刃だ。 煉邪は同じ素材から黒傷・長刀を作る。

魂を助けるのは誰?

彼を助けようとするのは虚空だけで、鈴と記憶の花と、煉邪をはじめとする職人たちを通じて、遠くから助けてくれる。 旧友の雷当と長鴻は、いまは左殤に仕えている。

魂の本当の父親は誰?

ゲームは答えをほのめかすが、はっきりとは語らない。

このページの出典 1
  1. Phantom Blade Zero 公式 『Phantom Blade Zero』製品版のゲーム内テキスト(会話、文書、図鑑、クエスト記録、ロード画面)。2026年11月3日に確認。引用はゲームの日本語テキストをそのまま載せています。