日本語

Phantom Blade Zero · 人物

夢華

夢華は幻術の達人で、「十一人閣」の一人。虚空のかつての師の妻であり、雨の中から虚空と幼い娘を迎え入れておきながら、その少女の中に裏武林へ通じる「裂け目」を植えつけた女だ。初めてその名を聞くのは血塗られた森の虚空の記憶の中で、対決は第12章の断魂山になる。

『Phantom Blade Zero』の夢華。ゲーム内図鑑の公式肖像
図鑑の肖像 · © PARAWULIN PRODUCTION LIMITED / S-GAME
このページの目次 全7節
  1. 夢華とは何者?
  2. 夢華はほかの人物とどうつながる?
  3. 夢華が登場するクエストは?
  4. ゲーム内図鑑には何と書かれている?
  5. 夢華はどうなる?
  6. あわせて読みたい
  7. よくある質問

夢華とは何者?

序盤に夢華について知ることのほとんどは、鏡林にある虚空の記憶の花から来る。虚空と娘はかつて土砂降りの雨の中に放り出され、半死半生で泥の中に倒れていた。虚空の師の妻である夢華が二人を救い、門派に迎え入れた。夢華は虚空と血のつながりはない。虚空の師の妻で、行き場のない虚空を迎え入れた女だ。修行を始めて7年目、虚空は夢華のしたことに気づいた。才ある少女をひと目見た瞬間、夢華は彼女の中に裏武林へつながる「裂け目」を植えつけていたのだ。それは弦児の中にある裏武林へのつながりだ。虚空によれば、それは少女の記憶を新たなものまで食らい尽くし、琵琶の稽古だけが記憶をつなぎとめさせた。体がすり減っていくのは何も止められなかった。

虚空の師にも警告があった。妻は正気を失い、この「裂け目」を使って裏武林の中の恐ろしい何かを養っている。まさか幼い少女を害するとは思わなかった、と。虚空は、身も魂も彼女を滅ぼすと誓った。沐天邈が虚空を「組織」に誘いに来たとき、夢華は彼の申し出の一部だった。彼女は「十一人閣」の一人であり、「組織」は遅かれ早かれ彼らとぶつかる。「十一人閣」は殺気改造を武林に広め、「組織」に一人ずつ倒された達人たちだ。夢華もその一人だった。

彼女と戦うのは第12章、断魂山の大夢の崩れし地の鈴だ。

夢華はほかの人物とどうつながる?

物語の後半で明かされる関係(ほか4件)
  • 宿敵

    虚空

    虚空を迎え入れ、その娘を害した。以来、二人は相容れない。「組織」と「十一人閣」の戦いで二人は相討ちとなり、どちらの心も裏武林に溶けていった。

    「お前の師母……夢華が、お前を助け、我が一派に連れてきたのは、まさかあのようなことのためだったとは……」

    ゲーム内の会話
  • 彼女の夢差

    冷荼

    戯夢山荘の皮影の芝居では、「聖母」が七巧郎君を幻の牢獄から解き放ち、自分に従って教えを広めるよう求める。彼は彼女の夢差・冷荼となり、持てるすべてを彼女に捧げる。

    「七巧郎君、私に従う気はあるか?」

    ゲーム内の会話
  • 彼女を崇める者

    至高者

    至高者とほかの六人の老いた達人は、彼女が裏武林から表武林へ渡れるよう「裂け目」を開き続けている。「我らは皆、その恩恵に浴しておる」と彼は夢差に語る。

    「聖母様の背後には、世間を超越した存在がある。我らは皆、その恩恵に浴しておる。」

    ゲーム内の会話
  • 彼女の信者

    白赤練

    死の淵で、白赤練は夢の中で「聖母」を見て、生きるための赤い糸を与えられた。鏡林で彼女がすることはすべて「聖母」のためだ。

夢華が登場するクエストは?

  1. 物語

    断魂

    最後のメインクエスト。断魂山を登り、虎砲で封じられた壁を吹き飛ばし、すべてが終わる断魂崖へたどり着く。

    このクエストの結末

    断魂崖は、至高者が「聖母」を表武林へ降ろす道を開いた場所だ。彼女は夢差が作った人形の器に宿って現れ、ここで彼女と戦う。

ゲーム内図鑑には何と書かれている?

戦う姿ごとの、ゲーム内図鑑の記述です。後の展開に触れるものもあるので、閉じてあります。

救苦救難の夢華聖母様

その正体は、かつて「十一人閣」に属していた夢華が、今回、表武林で活動するために用いる人形の躯である。夢華の意識と力を完全に宿すことのできる躯を作り上げるため、夢差は三百余日を費やし、無数の村人や武林の達人を犠牲にした。赤い糸を髪とし、華やかな金の装飾を施したその躯は、細部に至るまで「聖母様」の望みどおりに仕上げられていた。

「蒙花」とは、「夢華」の名が誤って伝わったものなのか。その正体を取り繕うための名なのか。それとも、聖母様の本名を避けるためなのか。真相は分からない。ただ、「救苦救難の蒙花聖母様」への信仰は、およそ二、三年前に始まったらしい。

武林は長年にわたり混乱し、怪面が猛威を振るっていた。正道は腐敗して弱体化し、もはや頼ることもできない。普通の民が抗おうとしても、その力はあまりにも小さく、無力だった。人々が絶望の淵へ追い込まれるほど、夢華の施しは、かけがえのないものとなっていった。

夢に現れる聖母様は、慈愛と憐れみに満ち、美しかった。慰めと導きをもたらすその姿を見れば、きっと計り知れぬ法力で、この希望のない世から救い出してくれるに違いないと思えた。追い詰められた人々は、「恵み」と「奇跡」に必死にすがりついた。まだ従わぬ者には、絶望という烈火に、さらに薪をくべればよい。苦しみが、おのずと跪き方を教えてくれる。

だが、信仰を集めること自体が、聖母様の目的だったわけではない。

かつて虚空と戦った際、彼女の意識は裏武林の奥深くで散り散りになった。しかし、形も姿も持たず、ただ万物を呑み込むことしか知らない「濁」の力を借りて、再び形を成すことができた。当初、彼女は「濁」と優劣を競おうとも考えた。だが、等しく貪欲な二つの存在は、己自身を呑み尽くせぬのと同じく、互いを完全に呑み尽くすこともできない。むしろ融合することで、互いにこの上なく適合し、双方にとって都合のよい関係となった。

彼女は表武林へ戻り、衆生を意のままに操ることを望んでいた。一方、「濁」の本能は、すべてを呑み込み、万物を己の一部とすることだった。

表武林へ戻った後、少しずつ蝕み、衆生を掌の上で弄ぶのか。それとも、万物を消し去る壮大な災厄を引き起こすのか……

すでに「濁」と一体となった彼女にとって、すべてはその心次第なのだ。

ゲーム内図鑑

夢華はどうなる?

この人物の物語の結末

夢華こそが「聖母」だ。虚空と相討ちになったあと、散り散りになった彼女の心は裏武林で「濁」と融合し、「聖母」となった。夢に現れる慈悲深く美しい女神で、その像は赤い花を飾り、その信仰が始まったのはわずか2、3年前のことだ。信仰は彼女の目的ではなかった。彼女は表武林へ戻ることを渇望し、夢差は300日余りと数えきれない命を費やして、彼女がそこを歩くための人形の器を作った。

結末を分けるのは「湖心」の儀式だ。湖心の秘密を終えていれば、夢華は倒れ、影境は存続する。龍吟か決戦だ。終えていなければ、彼女との戦いのあと湮滅で終わる。混沌は止められず、影境は果てしない「濁」の潮にのみ込まれた。

「もう、手の届かない聖母様ではないわ!」

ゲーム内の会話

あわせて読みたい

よくある質問

夢華は虚空と血がつながっている?

夢華は虚空と血のつながりはない。虚空の師の妻で、行き場のない虚空を迎え入れた女だ。

夢華が植えつけた「裂け目」とは?

それは弦児の中にある裏武林へのつながりだ。虚空によれば、それは少女の記憶を新たなものまで食らい尽くし、琵琶の稽古だけが記憶をつなぎとめさせた。体がすり減っていくのは何も止められなかった。

「十一人閣」とは?

「十一人閣」は殺気改造を武林に広め、「組織」に一人ずつ倒された達人たちだ。夢華もその一人だった。

このページの出典 1
  1. Phantom Blade Zero 公式 『Phantom Blade Zero』製品版のゲーム内テキスト(会話、文書、図鑑、クエスト記録、ロード画面)。2026年11月3日に確認。引用はゲームの日本語テキストをそのまま載せています。